先に結論です。 最初に手を付けるなら、Googleビジネスプロフィールです。費用がかからず、Googleマップで「近くのお店」を探している人の目に入る入り口になるからです。
ただ、Googleビジネスプロフィールに書ける量には限りがあります。施術の考え方や料金の説明、どんな人がやっているお店なのかまで伝えたいなら、ホームページも用意しておくと安心です。
2つの違いを並べてみます
| Googleビジネスプロフィール | ホームページ | |
|---|---|---|
| 費用 | 無料 | 制作費と、毎月の維持費がかかる |
| 見つけてもらう場所 | Googleマップ、Google検索の地図の欄 | Google検索、Instagramのプロフィール欄のリンク、名刺やチラシ |
| 書ける内容 | 店名・住所・営業時間・写真・メニューなど、決まった項目 | 何でも。書く量にも決まりがない |
| 見た目 | Googleが決めた形で表示される | お店の雰囲気に合わせて作れる |
| 始めるまで | 登録と、Googleによる「オーナー確認」 | 原稿と写真をそろえて、作ってもらう(または自分で作る) |
Googleビジネスプロフィールを先にする理由
費用がかからない
登録にも利用にもお金はかかりません。開業前後はほかにも出費が重なる時期なので、無料で始められるものから手を付けるのは自然な順番です。
地図で探している人に見つけてもらえる
「ネイルサロン」「整体」のように、Googleマップでお店の種類を入れて探す人は少なくありません。そうして探している人は、近くで、いま行けるお店を探しています。Googleビジネスプロフィールは、その人たちの目に入る場所に、お店の情報を出すためのものです。
開業前から準備できる
開業の予定日(年と月)を入れておくと、オーナー確認が済んだあと、開業日の90日前からGoogleにプロフィールが表示されるようになります。開業してから90日間は「最近開店したお店」という表示も付きます。開業日は1年先まで入れられるので、場所が決まった時点で動き始められます。
登録の手順は「Googleビジネスプロフィールの始め方」にまとめています。
それでもホームページがあったほうがいいとき
Googleビジネスプロフィールは、決まった項目を埋めていく作りです。次のようなことを伝えたいときは、ホームページのほうが向いています。
- 施術の考え方や、ほかのお店との違い。 比べて選ばれる業種ほど、ここが決め手になります
- 料金の説明。 「初回はいくらで、2回目からはいくら」「このメニューには何が含まれるか」といった説明は、項目だけでは伝わりにくいものです
- どんな人がやっているお店か。 資格や経歴、お店をはじめたきっかけなど
- よくある質問への答え。 予約の前に不安に思われることに、先回りして答えておけます
- Instagramの投稿で流れてしまう情報。 料金・場所・予約方法は、いつ見ても同じところに置いておきたい情報です
最近は、ChatGPTのような生成AIがお店を紹介する場面も出てきています。AIが答えを組み立てるときの材料になるのも、こうした「文章で書かれた、お店の説明」です(詳しくは「ChatGPTなどのAIにお店を紹介してもらうには」)。
予算が限られているときの順番
- まずGoogleビジネスプロフィールを整える。 店名・住所・営業時間・写真を正確に入れる
- 予約の受け口を決める。 LINE公式アカウントや電話など。Googleビジネスプロフィールにもそこへのリンクを入れる
- 余裕ができたらホームページ。 Googleビジネスプロフィールに書ききれなかったことを、ここで伝える
どちらを先にしても構いませんが、どちらも作らないまま開業日を迎えると、お店の名前で検索されたときに何も出てこない、ということになりかねません。
両方を作るときに、必ずそろえたいこと
ホームページとGoogleビジネスプロフィールの両方を作るなら、次の4つは一字一句そろえてください。
- 店名(「サロン〇〇」と「〇〇」のような揺れも含めて)
- 住所(「1-2-3」と「1丁目2番3号」、建物名の有無)
- 電話番号
- 営業時間と定休日
表記がばらばらだと、見る人が迷うだけでなく、検索エンジンやAIが「同じお店の情報だ」と判断しにくくなります。営業時間を変えたときに、片方だけ直して、もう片方が古いまま、というのもよくある失敗です。
また、Googleビジネスプロフィールの店名には、実際の店名以外の言葉(「駅近」「人気No.1」のような言葉)を足してはいけない決まりがあります。目立たせたい気持ちは分かりますが、店名はそのまま登録してください。
まとめ
- 先に手を付けるなら、無料で地図に載せられるGoogleビジネスプロフィール
- 伝えたいことが多いお店、比べて選ばれるお店ほど、ホームページがあると安心
- 両方作るなら、店名・住所・電話番号・営業時間をそろえる
みせのはこでは、Googleビジネスプロフィールの初期設定だけ(¥5,000)のご依頼も、ホームページとあわせてのご依頼もお引き受けしています。どちらから始めるか迷っている段階でのご相談でも構いません。